
もくじ
はじめに
暑い日が続きますね。紫外線対策はされていますか?筆者の性別は男性ですが、最近シミやソバカスが気になるようになってきました。男性なのに肌を気にしてるの?と思われるかもしれませんが、対人関係の仕事が主なので身だしなみや肌に気を遣わなければならないなと思い始めたのです。シミやソバカスが多いとなんとなく肌が汚いなと思いませんか?
少しでも気にされている方にお届けしたいと思います。
紫外線の特性と肌トラブル
よくUVを耳にすることがありますが、UVとはultravioletの略語です。直訳で紫外線となります。紫外線にはいくつか種類があります。そこで、肌のトラブルとなる紫外線のUV-AとUV-Bの特徴を見ていきます。

○紫外線の特徴
紫外線A波:UV-A(315~380nm)
- 太陽光線由来のうち5.6%が大気を通過する。
- 気温の変化や朝晩での変化はない。
- 皮膚の真皮層に作用し、タンパク質を変性させる。
- 皮膚の弾性を失わせ、老化を促す(しわやたるみなど)
紫外線B波:UV-B(280~315nm)
- 太陽光線由来のうち、0.5%が大気を通過する。
- 皮膚の表皮層に作用し、色素細胞がメラニンを生成する(シミやソバカスなど)
○肌トラブル
シミ:色素が沈着して、顔や身体にできる薄い褐色から濃い褐色の斑点
- 長年の日焼けによって中年以降に発生する日光性色素斑
- 強い日焼けの後に肩や背中にできる花びらのような形の光線性花弁状色素斑
- ニキビや傷などの炎症が原因となる炎症後色素沈着
- ホルモンバランスの乱れなどが原因で頬などにできる肝斑
シミは日焼けによる肌のダメージによるものが多く、紫外線が原因となります。
ソバカス:頬や鼻にできる淡い褐色の直径3mmくらいの斑点
- 遺伝的な傾向があり、色白の人に多くみられる
- 肌が白い人に多く、鼻や頬周りにできやすい
- 5mm以下の斑点で、左右対称に無数にできる
ソバカスは遺伝的な要因が大きいが、紫外線の影響も受けます。
シミやソバカスを減らすには


紫外線によるダメージを防ぐ方法として、UVカットの衣類やメガネ、日焼け止めなどが挙げられます。それに合わせて、肌の代謝・ターンオーバーについて知っておく必要があります。
肌の代謝(ターンオーバー)とは、メラニン色素が表皮層の色素細胞から生成され、表皮細胞に受け渡され、肌の代謝(ターンオーバー)によって肌の表面から自然にはがれ落ちていくことです。しかし、紫外線のダメージが大きいとメラニン色素が増えてしまい、代謝が追いつかなくなるとシミやソバカスが肌の表面に残ってしまいます。
肌の代謝を促進するためにも、紫外線によるダメージを受けないように予防することが重要になります。